大転子が出っ張って脚がきついです

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

大転子が出っ張って脚がきついです

「数日前から、大転子が出っ張って脚がきつくて・・
体がヌケヌケなんです」

で・・誘導して自分で調整してもらいました。

大転子が張り出した状態(横)
改善後(横)
上は大転子が出っ張っている状態を横から見たもの。
大転子の位置はほぼ赤い丸印のあたり。
おっしゃるようにきつそう。
脚の前の付け根が固くなり、前腿も張っている。
背骨も伸びにくそうで、体幹の底は押せないので
お尻もだらんと下がっている。
膝から下もつながりがなく浮いている。

下の画像。
誘導して、自分自身で調整してもらった状態。
大転子の位置感覚が変わると
脚の付け根が前に押されず、背骨も伸びて
体幹の底が押せたので
本来のお尻の形が出てきた。
膝から下も浮いてはいない。
つながりができたということである。

大転子が張り出した状態(前)
改善後(前)
前から見たもの。
上の画像は、大転子が張り出しているために
骨盤と脚は分かれず、骨盤の幅から脚がはみ出している。
脚はきついだけでなく、自由度がなくなる。
体幹にも脚にもつながらない。

下の画像は改善後のもの。
脚が骨盤幅に収まり、ほんの少し
骨盤と脚の間がくびれて見える。
骨盤と脚が分かれているということ。
見た目にも楽そう。
両方とも手の置かれている位置が
大転子のある位置。

大転子の張り出しを調整する方向
誘導して自分で意識されたのが
脇側面をインナーの感覚で背骨中心に寄せていくこと。
大転子をグイグイ押したのではなく
中心に向かう感覚を喚起することで
次々にこれまでやってきたことに
つなげることができた。

位置感覚の認識と適切な意識。
見た目にこれだけ違ってくる。

参考:反り腰で大転子が出っ張りやすい人が考えた改善の意識(2017年9月12日)
   きれいな立ち方-受講者様からのご質問3(2018年11月5日)

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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