今の自分を否定せず自分の言葉にして
ぶれない体幹ー床を踏む、中心に向かう2
こちらの都合でコラムにするのが遅れてしまったが
先週2月22日㈮の神戸WS。
外に送り出す力と中心に向かう力を
双方向に引き合う感覚を養っていくことを
いろんなバージョンでやってみた。
どこのアプローチから
引き合いの感覚をつかまれるか
人によって違うから、どこから感じられた感覚でも
明確に感じられたら、体は連動していくから
一回に一つでなく、いろんな方向からやってみる。
来られた時には足裏が的確に踏めず、骨盤と脚は分かれず
前傾し背骨がしっかり伸ばせない状態。(上の画像)
下の画像は、足裏をしっかり踏めて、
中心に向かう力を感じられた状態。
足裏しか誘導していないが
重心の位置が変わり、骨盤と脚が分かれて
脚がすんなり伸びている。
この足裏の感覚で、背骨を引き合い
壁に体幹の底をずり上げるようにつけたところ。
朝の洗面所でのメイクで体幹の感覚を作る2(2019年2月18日)
脚に負担がかからない。
床に寝て、足裏は土踏まずを長くしてかかとを引き
体幹の底も押せる状態で、タオルをお尻に敷き
ピンと伸ばしたタオルを引くと
こちらが持ち上げたのでなく、双方向に力が働き
自分自身で股関節を引き込んで起き上がられた。
腹筋運動ができない人に(2019年1月23日)
全員、これが無理なくできた。
この日、初めて参加してくださった方。
開脚は90度くらいに開くのが精いっぱいとおっしゃっていたが
中心に向かう力を使って股関節を引き込み
「生まれて初めて、ここまで開脚できました!」
と、喜んでくださった。
痛みが全くないので、「このまま動きたくないです」
と、長いことこの状態でおられた。
その気持ちわかります。
どなたも楽そうに開脚されている。
下の男性は参加2回目だが
「呼吸が楽になったのと、肩甲骨が自由に動くようになりました」
と、来られた時に言っておられた。
体は連動していくので、更に体は変化していかれると
楽しみにしている。
この開脚はずいぶん古い動画だが
これに足裏をしっかり使うことをプラスしてやっていただいている。
足裏については近々、新しい動画を出すが
今のところは踵と土踏まずで体幹につながるアーチを作る(2017年9月23日 )
開脚については股関節を引き込んで楽な開脚の意識付け2(2015年2月9日)
随分、説明が足りず、後でした脚の方は無造作に伸ばしてしまっているが
こちらも初めと同じように、自分の方に引き込んで、
足裏もかかとを引ける状態でやってみると
無理なく痛みなく開脚できる。
これでうまくできない人は、体幹部分がどうなっているかを考えてほしい。
できない場合は体幹の底は床に平行に向いておらず
背中が丸かったりしていることも考えられる。
背骨が伸びる状態になっていないだろう。
今できなくても、自分がどのような状態になっているか
確認することも大事なこと。
自分自身の状態をつぶさに知ることが、改善の第一歩。