体幹から脚のコントロール2ー脚が後ろに上がりにくい

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

体幹から脚のコントロール2ー脚が後ろに上がりにくい


「脚が後ろに上がりにくい」
「アラベスクが苦手」
「脚を後ろに上げるとつっかかる」

こういう人は脚だけを持ち上げようとして
体幹からのつながりがありません。
全体の流れを考えてみましょう。
骨盤幅に脚を収納してスッキリと長く使える脚に(動画あり)(2018年8月18日 )
は、単に脚をスッキリさせるだけの目的ではありません。
体幹の中にコントロールできる状態にしてやることで
体幹からの流れで手脚を自由に使いたいのです。

体幹から脚のコントロール2-2
脚を後ろ手で持ってもらいました。
この時、膝が開く状態で後ろに持ってこないで
膝を股関節からぶら下げるようにして持っていきます。

初めに両脚を床につけたまま
体幹から足裏まで流れが通る状態を確認します。
つま先を伸ばして持っていこうとすると
ハムストリングスが攣る!という人があります。
これは、流れがない、或いは流れを通してみたけれど
脚をもった時点で、意識が違うところに行って
座骨~膝が縮んで単に膝を曲げてしまった場合です。

かかとまでつながったフレックスで
かかとを押すようにしてやってみると
写真のように長さが変わらず、中心に還る流れができます。
一旦、足裏まで行った流れを中心に還しています。
これが大事なところです。

体幹から脚のコントロール2
後ろから見たところ。
この方が「座骨を持ってみるとすごく感覚がわかる」
と言われたので、
そのまましていただきました。

お尻はほぼ並んでいます。
膝を折っている側の座骨はできるだけ
骨盤から通して床方向に下げ
反対の軸足側は股関節を体幹に引き込んで
高くしています。

関節ごとに分かれながら、突っ張り棒同士が押されるように
使われて、中心に還っています。
この張りのあるつながりがあると

体幹から脚のコントロール2ー3
初めてされたことで緊張していますが
この時、脚はアンディオールはしていませんが
つっかかりなく、体幹からのつながりを使って
楽に脚を振り上げることができました。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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