坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
朝の洗面所でのメイクで体幹の感覚を作る
「朝、洗面所でメイクするんですけど
これ、不細工なんです~⤵」
どんなふうにしているのか見せてもらった。
上が見せてもらった朝メイクの姿勢。
洗面所は鏡との間にシンクがあるので
前に乗り出して見るというのはのはわかる。
シンクに脚の付け根を押し付けた状態で
多分されているだろう。
だが上から乗りこむようにしているので
肩甲骨が上がってしまって、肩は盛り上がり
首は独立して前を向いているので楽ではなく
視線は下目使い。
背中はヌケヌケになり、背骨も伸びず
お腹も縮んでいる。
太ももや膝にあまり自覚はないと思うが
膝が後ろに押され、ふくらはぎもきつそう。
下は誘導して意識しなおしてもらったメイク姿。
首も肩も背中もすっきりしている。
視線は自然に前を向いている。
脚も骨盤と分かれながらも
背骨からの流れとつながって
お尻の形が出て
脚も細くなっている。
負荷がかかっていないということ。
座った状態で。
一番上がいつものメイクの時の背中。
2つ目は背骨中心に
肋骨と肩甲骨の間に脇を引き込んで
流れを作り、
動きのでた背骨を尾骨まで
脇から骨盤、座骨までつなげた。
黄色の丸印はインナー部分で上下に引き合うと
体の裏側の感覚がわかりやすくなってくる。
3ツ目を見ると最初とは全く違う状態。
お尻がべたっとしておらず
お尻をぎゅっと締めることなく
中心に自然に締まり、体幹の底を押すことができている。
この感覚を意識してから
体幹から脚を軽くつなげてみた。
脚を上げようとするがんばりなく
楽につなげることができ、つま先まで伸びている。