肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
体幹を通して声量のある声
先日のレッスンで
声の通りについて話していた時
楽器や歌や踊りでパフォーマンスをする生徒さんが
「体幹を通せるようになったら
声量が増したんです!」
という話をされていた。
「人の体って楽器と同じ。
管の中を通すように声を出すんですよ!」
と、力説されていた。
私も1人で練習するとき、手拍子の響かせ方や
いろんな体勢で声を出したりすることをしていて
同じことを実感しているが
昨日、たまたまカラオケに行くことがあったので
これはいい機会と試してみた。
昨日の体幹がぶれないためのロールアップ(2019年2月10日)
で感じている流れの通し方を意識して歌ってみたのだ。
あれっ!?
今までに感じたことのない声量が出た。
2時間くらい歌っていたが
喉が痛くなったりもない。
滅多に行かないカラオケなので、前回どうだったか忘れているが
かなり歌い上げるタイプのものでは
声の出し方がとても楽に感じた。
歌を聴かせる専門家ではないから
人に披露できるようなものではないが
それでも違いははっきりわかる。
歌を歌う人なら、微妙な違いも分かるのではないだろうか。
先日であったプロのオペラ歌手の方は
「体に響かせるのではなく、空間に響かせる歌い方」
とおっしゃっていたが
体の中のパイプを通じて、外に音が出ていくような感覚。
その人がおっしゃっていたことと同じかどうかわからないが
体の使い方で言えば
中心から体の先のまだ先へ空間が広がっていくようなイメージがあった。
どんな体でも、太っているから痩せているからの別なく
体の中につながるパイプは作れる。
人の体はどこまでも興味深い。