肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
脇の縮まないサイドストレッチ
開脚の状態で、サイドストレッチしたとき
倒す方の脇腹はどうなっていますか?
縮んでいることが多いですね。
体幹の位置感覚と力の流れがわかってきたら
きれいな立ち方-受講者様からのご質問3(2018年11月5日)
自分の詰まっているところや伸びの薄いところが感じられてきます。
痛くない開脚前屈のためにー体幹の底まで通す(2018年7月7日)
部分的なことでなく、全身のつながりに意識を置き換えてみましょう。
上の画像は一見よく伸びたサイドストレッチに見えますが
倒した方の脇腹が縮み、肋骨が食い込んでおなかも抜けています。
背骨が十分に伸びていません。
反対側の脚も伸びてはいるけれど、途中から感覚がなくなっています。
下の画像。
線を書いて説明するのがわかりにくいと思うので
あえて書きませんが、
上の手側の脇を引き込めるように誘導しました。
そうすると肩甲骨が背骨と連動し
更に脇が骨盤から座骨までつながり
体幹の片側がつながったことで
背骨が動かせるので
落ちて食い込んだ肋骨も流れに沿うように動かすことができました。
肋骨に張り付いた肩甲骨もはがし
引き合うことが楽にできて
可動域が一気に増しました。
サイドストレッチが以前よりできたからと言って
何が変わるの?
自分でコントロールできるところが増えます。
自分でコントロールできるところをどう、何に活かすかは
その人自身。
ただのストレッチで終われば変わることはほんの少しですが
動きに活かしていけばパフォーマンスが変わります。
コントロールできるところが増えれば
考え方や行動まで私は変わると思います。
小さなことがあらゆることのきっかけになります。