開脚から痛みなく脚を回す意識付け
肋骨の形を保ってサイドストレッチが難しい時
肋骨の形を保ってサイドストレッチ(2018年12月8日 )
のように全身のつながりが感じられるストレッチがうまく行かない人は
まず開脚はしないで
体幹の感覚をつかんでみるのがいい。
横座りの状態から、こんなふうに肘をつき
肋骨や肩甲骨の位置、脇の方向を考えながら
体幹の底を押しつつ、脇が縮まないように
ストレッチしてみる。
開脚と同時にしなければ
結構、肋骨や脇が縮まないイメージは
感じられやすい。
脇を引き込みつつ背骨、
骨盤から坐骨とつなげながら
肋骨がゆがまず
胴体の伸びる状態を感じてみる。
参照:脇の引き込みの流れってどうつながるの?(2018年12月16日 )
肘をついた方の脇の引き込みで
脇側面が背骨中心に寄り、肩甲骨の位置感覚がわかったら
それをキープしながら
反対側の肩甲骨も同じような経緯で
(慣れてくると中心から寄せられる)
肘をついた方の脇、肩甲骨、手前側の肩甲骨、脇、肘が
つなげる。
ここまではいいが、
腕を伸ばすとき、流れを消してしまう人も少なくない。
この方の場合、うまくつながっておられたのが
ここで腕に意識が移り、脇の流れが曖昧になって
肩口に力が入ってしまった。
伸ばした腕側の脇は充分伸びが感じられず
肘をついた方は肩が詰まってきた。
ここで今一度、体幹側の脇の方向を合わせて
流れをつなぐと
肩も腕も詰まらず、遮られることもない
気持ちよく肋骨の形も見える
張りのある豊かな状態になった。
ここからの続きはまた明日。