新たに生まれる感覚を知る
痛みなく自由に使える方向を認識する
今年最後の神戸WS。
体幹と脇、腕、
体幹と脚、痛みなく使える方向、無理のない方向を
覚えていくことを
いろんなバージョンで
順を踏んでやってみた。
風の冷たい夜だったが、心意気は熱い。
写真は体の中心の意識を合わせ、肩甲骨の可動域を上げる(2018年12月9日 )
1人ずつのチェックの時も、待ってもらっている間にも
ここにつながることを順にやってもらっているので
スムーズに体感されていった。
順を踏むと、体の中にポイントができているので
無理のない方向がわかる。
きつく感じる所を自分でも微調整できるように
誘導していく。
この寒さで肩や背中がガチガチになっていた人も
いっぺんにゆるんでいった。
体幹から肩甲骨、背骨を使う腕(2018年11月25日)
腕を曲げ伸ばしするのでなく
脇を引き込んで体幹から動かす。
脚を中心から前後に分ける時も
同じで、脚から動かすのでなく
脇、骨盤から脚をつなげて
体幹の底が前後とも同じ方向を向くように使っている。
後ろ側の脚が滑って定まらない人。
足裏の踏み方ももちろんあるが
床からもらった力を体の中心に還すことを促す。
壁でなく、人と対しても相手の中心を感じるために
必要なことを覚えていく。
アラベスクでも前後開脚でも意識して発信するところは同じ。
初めは意識を持っていけない所もあるが
繰り返してやっていくうち
感覚の幅が少しずつ変化していく。
自分で無理なく意識できるところが増えて
以前はいっぱいになっていた頭の中も整理されていく。
体の理解は子供が成長していくのと同じで
段階を踏んで体の感覚として理解していくもの。
小さな切れ端くらいの感覚を
少しずつ揺るぎない確信に育てていく。
来年もよろしくとWS終了。
最後まで残っておられた方々と
残り10分ほどのルミナリエを見るために
会場裏手の東遊園地に向かった。