脇~肘の長さを変えずに引き込む

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

脇~肘の長さを変えずに引き込む


脇~肘の長さを変えない1
脇~肘の長さを変えない2
まず、2枚の写真を見てみましょう。
2人の向き合う距離は変わっていませんが
お互いに相手の肩甲骨を感じて、交互に押し合う時
体の向きが斜めになったり
肘が体より後ろに行ったりしていません。

自然にしているので
特別なことをしているようには見えませんが
体の位置感覚やインナーを使う意識
体の裏側から使う意識がなければ
このようにはなりません。

お互いに肩甲骨と腕の付け根を一致させて
脇を引き込んでおり
アウターでなく
インナーの力でお互いを受け止めて
交互に押し合っています。

脇を引き込むには、どんな力の流れが使われるかは
きれいな立ち方-受講者様からのご質問3(2018年11月5日)
で、説明しています。

同じ人の写真はないのですが

位置感覚の認識の違い2
このプリエの状態から膝が伸びると(股関節を引き込むと)
脇の引き込みが不十分
脇の引き込み充分
脇の引き込みが充分なされていない時には
上の写真のように背骨が伸びず、お尻の位置が後ろに行って
脚にも流れが行きません。
脇の引きこみの意識があるときには
下の写真のように背骨が伸び
お尻の位置は後ろに行かず
床まで流れがつながります。

脇の引き込み、充分、不充分で見える差(2018年11月30日)
でも、この違いは歴然とわかります。

腕の力でなんとなくやってしまうと
本人は気づかないことが多いのですが
見た目はこれほど違い
スムーズには動けず
相手があるときには、相手はとてもやりにくく
呼吸の合う動きはできないのです。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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