坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
体幹の位置感覚の認識で見える違い
位置感覚を認識する
位置感覚を覚える
ということを盛んに書いているが
その認識と意識のあるなしで
自分の感じ方もできること、できないことの差も
見た目の状態も変化してくる。
例えば
バーを押して、背骨を伸ばすのに
股関節と脇を引き込むことがいるが
上の画像では
股関節を引き込むために意識の行ったところは
なんとなく始めて、膝を曲げることをしてしまったので
脚の前側の付け根を押すことになり、骨盤が開き
体幹の底まで流れは行かず
脇も引き込めないまま、たくさん背骨を伸ばそうとして
結果的に背骨を床方向に押して反らせるようにしてしまったので
膝は床方向へのベクトルになって、腿にも力が入り
上から乗りこむような状態になってしまった。
下の画像では
股関節を折る、体幹の底を押す意識が働いているので
脇の引き込みもうまくいき、背骨が前後にしっかり伸びた。
坐骨ー膝が裏側から長くなり、中心に向かう流れがある。
更に位置感覚の認識と意識が明確になると
これだけはっきり股関節が折れる。
体幹の底を下の赤い線を胴体として
両側をはっきり押しながら、肋骨の形を保って
脇も引き込み
自然な骨の位置のまま引き合っている。
膝は床から90度に自然になっている。
骨盤も開かず、体幹の底まで流れが通っている。
土踏まずを長く使い、踵も引けている。
これは脇の引き込み、充分、不充分で見える差(2018年11月30日)
と同じ。
どこから明確に意識するかだけの違いで、意識した方から連動していく。
位置感覚の認識と明確な意識で
体は全く変わってくる。