重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
特別な意識不要の肩甲骨は?
昨日、パーソナルレッスンをしていた時
生徒さんが言われた一言。
脇の引き込みから流れを作り展開する(2018年12月3日)
の最初でしていることは、誘導の仕方次第で
肩甲骨がどんなふうに動き、連動してくれるか
とてもよくわかるのだが
「肩甲骨と腕の付け根が一致して、繊細な流れの感覚が感じられたら
殊更、肩甲骨を下に下げようとすることさえ、いらないんですね」
まさにその通りで、下げようとしなくても
中心に向かう流れが幾層にも細かく繊細に動いていると
勝手にいるはずの動きをしてくれる。
腕を上げようとする意識ではなく
体の裏側、脇から引き込まれ送り出される流れが実感できると
こんなふうに腕は全く無理なく動いていく。
肩が上がっていくのはみじんも見えない。
中心をずっと感じたまま
脇の引き込み自体が腕をストレスなく動かしている。
一見、普通に腕を上げたようにしか見えないだろうが
ここから繰り出される力は大きなエネルギーを生んでいる。
何気なく上げられたように見える
明確にしっかりと意識された体幹からの送り出し
位置感覚の明確さで
ものすごく美しく見えている。
と、思うのは私だけだろうか?
何がどうという言葉も持たず
流れがある体を動かすのは
とても美しいのである。