坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
脇の縮み、脇を引き込んで伸ばす
脇が縮んで、体が傾いている時は
体がどうなっているのか?
脇が縮むと
横向きに寝た状態なら上の写真のようになる。
下側の肩甲骨は上がり、脇は下にドーンと置かれて
上側の脇が縮む。
肋骨がななめに傾く。
背骨はたわむが、上下に引っ張れているのではないので
体幹の底には流れが届かず
背中も丸くなっている。
下の画像では
脇を引き込んで肩甲骨が下りて骨盤が押され
体幹の底に流れが届き
背骨も伸びている。
肋骨の傾きが正されて反対側の縮んでいた脇が
伸びている。
立っている場合はこのような状態。
肩甲骨、肋骨の位置感覚がないと
腕を上げた反対側の脇は縮む。
ここまで極端ではなくても
背骨からでなく肋骨が傾いて、肋骨と骨盤の間が
縮んでしまう人は少なくない。
脇を引き込み、背骨から動いて
肋骨と骨盤の間に張りができると
脇の縮みがなくなる。
横向きに寝てしているのは
脇の引き込みだけでも体の状態は変化する(2018年11月26日 )
でやっていること。
横向きに寝て腕枕で寛ぐことは
特に男性などは、よくされていることだと思う。
その時、このように寝てみて、というつもりはない。
その時には写真のような状態になっているということを
思い出して、少しの時間
その状態と脇を引き込んだ状態との違いを
感じて見るのも悪くない。