脚はどの方向に生えていますか?

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

脚はどの方向に生えていますか?

「ふくらはぎの外側が歪んで力が入るんです」
「膝から下の感覚がないんです」

そういわれる人は少なくない。

骨の形がそうなっているから仕方ないわ。
こういう脚なんだからどうしようもないわ。
諦めている人がほとんど。

生まれつきの骨の形というより
生活習慣で、その脚の形になっている。
脚はどの方向に生えていますか?

体幹から言えば床の方向。
流れをそうではない方向に使ってきた結果。
では方向を変える意識づけをすれば
脚の形は少しずつでも変わっていくはず。

流れの方向の違いで歪んだ脚
引き込んで流れを修正した脚
上の写真は骨盤と脚が分かれず、
骨盤幅から脚がはみだしている状態。
前腿やふくらはぎの外側に力が入り、
足裏は上から置かれているだけ。
お尻はぬけぬけ。

下の写真。
昨日のコラム体幹の柱がぶれずに歩くために踵を意識する(2018年11月22日)
でやっているように踵だけで立って
中心に還る力を感じてもらった。
体幹の底を押す感覚ができて、引き込みがわかる。
膝、つま先、足首の向きが変わり
足裏の感覚もある。

足裏の修正1
足裏の修正2
土踏まずを長く伸ばすのも
少しの流れの伝え方の意識で変わる。

他のことを特に何もしていなくても
きちんと生えている方向に流れができて
床が踏める状態になるだけでも
脚の形も使い方も変化してくる。
体幹の位置感覚や流れがさらに伝われば
もっと変わってくる。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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