坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
お尻がカチカチ、力を抜きたいとき
いつもはそんなことはないのに
バランスが崩れて、お尻やハムストリングス内転筋などに
力が入り、固まっている時
揉み解すだけでは、なかなか力は抜けてくれない。
外の力だけでなく
内側の力の流れに
トライしてみるのは悪くない。
踵を押して股関節を引き込みながら
背骨をできるだけ広げて
骨盤を押し体幹の底につなげる。
どのラインも外側を引っ張っているのでなく
体幹のインナーの筋肉が使われている。
一番上と一番下のの画像のオレンジの線は
肩甲骨の位置が決まり
股関節の引き込みが前後開脚、肋骨を整え股関節引き込み(2018年9月26日)
のようにできれば
流れや張りの感覚が自分で感じられる。
この流れに沿って、骨の周りの筋肉を使って
骨1つずつを骨盤を下げる方向、脚方向に送りつつ
自分の中心に引き込む作業とで引き合うように
している。
お尻の筋肉が固まって
上に押し上げられていた骨盤が下がってくると
無理のない位置に下げられたお尻のいらない力が抜けてくる。
大抵の場合、動かない仙骨が動かせるようになってくる。
脚を上で持つのが大変な人は、床においてしてもいいし
床に足裏をつけて膝を立てた状態でも同じことができる。
参考になる写真はないが
椅子に座って膝を折った状態で
膝小僧を引き上げても同じ。
文章や写真で伝えられることには限界があり
とても難しく感じる人もあると思うが
位置感覚をしっかり感じられることができると
それぞれの今の体なりに力の流れや
それによって自分が反応できることが実感できてくる。