開脚から痛みなく脚を回す意識付け
脇を引き込み肩甲骨からの流れを長座につなげる4
脇を引き込み肩甲骨からの流れを長座につなげる3(2018年10月28日)
まで4つの動画を出してきましたが
背中が反ったままになったり
逆に背中が丸くなったり、なかなか
股関節が折れて、背骨がしっかり伸びたままをキープできない人もあるので
大事なポイントを説明してみました。
肩甲骨と肩甲骨の間が落ちず、くいっと引き上げた状態をキープできると
背中が落ちたり、丸くなったりがないのですが
しなるのでなく反ってしまうと(背骨を前に押した状態)
お腹は固まり、床方向に体幹の底を押すことができません。
体幹の底を押せなければ背骨もしっかり伸びません。
背骨が伸びた状態でなければ
長座は難しくなります。
ここではまず、壁を使って距離をに短くして
やってもらいました。
後に続く壁を使わないでするときには
手首から流れが肩甲骨に届き、肩甲骨からも肘が押せる
双方向の力があるように腕のつき方、
折り曲げた腕に持たれてしまわないように
肘から肩甲骨、肩甲骨から肘への双方向を意識して
脇から肘が変わらない長さで張り合えるようにしています。
このようにすれば、腕の力を過度に使うことなく
背骨も反ることなく、無理のない長座につながります。
力の流れが中心に向かい
体幹の底が床方向に押され
反るのでなくしなる状態で長座ができるようになります。
腕で押そうとしないで
脇側面が中心に引き寄せられて
結果的に肩甲骨に流れが届くように。
胸椎をしならせるのは肩甲骨の間を引き上げるためですが
この引き上げの感覚がわかれば
ことさらしなることを意識しなくても
バランスよく長座につなげられます。
こういうことができると体の自由度は上がります。
しゃがむようなプリエにはならなくなったり
前後開脚もしやすくなったり
ただ長座ができるだけのことでなく
多くのことに展開して行くことが可能です。