坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
腕を自由に動かすのは腕じゃない
腕を自由に動かそうと
どれだけ手を振り回そうと
思うように動かないことは
このコラムを読んでくださっている人には
おわかりのことですが
実際にどこがどう使われているのか
実感してみましょう。
床に横向きに寝て
脇の下が床方向にしっかり向く状態、
肘は背中側(後ろ側)に向く状態にします。
鎖骨を引いて肩甲骨が上がっていない状態にできれば
肩甲骨をどう引くか
肩甲骨を回し下げて楽に寝る
背骨は動いてくれるので
体幹の底が脚方向に押せるようにします。
ぽってり膨れたお腹をスッキリ伸ばしたい
2,3枚目。
1枚目の写真の矢印方向は継続したまま
床についている脇の位置、お尻の側面はそのまま
私の手が示しているところを場所は動かさずに
引き込んで体の向きを変えていきます。
4枚目。
脇、肘は後ろ方向のまま
お尻の位置もそのまま
床についていた肘先を
つながりを損なわずに前方向に向きを変えます。
背中が丸くなっている感覚ですが
縮んではいません。
この腰椎が丸くなっている感覚は更に背骨をしならせて
腕を自由に使うときになぜこうなるのかが
後々わかります。
腕を楽に使うために、どこを意識して動かしているのか
実感することができます。