重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
骨盤幅に脚を収納ーそれだけで脚は楽
昨日のコラム土踏まずが伸びると脚の形は変わる
この後で撮った写真。
とても自然に楽そうに立っておられる。
どこかに殊更強い力を使おうとしているわけでない。
どこかがんばっている様子もない。
リラックスしているが
無理なく自然に体が伸びた状態が、楽で美しい。
こういう状態を体感すると
いかに自分がいらない力を使い
無意識に体に無理を強いているかがわかる。
だが・・
すごく楽だけど
こんなにがんばらなくていいの?
どこかがんばっていないとさぼっている気がする。
ええっ!
がんばっていないと、やった気がしない。
という人もとても多い。
ただ立つ
ということに渾身の力を使っていたら
そこからのことも楽にはできない。
ここでしていることは
自然な状態に戻しているだけのこと。
本来の体が使える基本形にしているだけのこと。
無理な成り立ち方をしないから
次のことも無理なくできる。
ほんの少しの力でできることに120%使ったって
確かにできるが
そこで使った無理は、次の無理を生み出す。
その無理は更なる大きな無理を連れてくる。
無理を重ねると、体はどんどん本来の自然な状態から
かけ離れていく。
人間関係だって同じだろう。
無理なこと、いらないことを重ねれば
関係性は崩れる。
体も心も同じだ。
だから自分をしっかり知ることがいる。
自分に向き合えば、答えは全て自分のうちにある。
自分の、無理のない楽は外にはない。