レッスンは考えないで感じて

レッスンは考えないで感じて

昨日に引き続いて、先日の東京ＷＳのこと。
神戸でしている通常クラスやＷＳとは少し雰囲気が違う。

東京のＷＳは不定期にさせて頂いているので
おいで下さる皆さんは楽しんで下さりながらも
ものすごくアグレッシブに取り組まれる。
もちろん神戸が緩い雰囲気と言う訳ではないが
次はいつになるかわからないからかも知れない。



上の画像はぽってりお腹にならない伸ばし方を覚えるを
壁を使ってしてもらったもの。
自分が思っている背骨の伸ばし方
骨盤と脚が分かれて、開脚や脚を上げるのにつながる感覚が出来るのに
如何に今は背骨が伸びていないか、
思った以上に自分の背骨は伸びるのが実感できる。
脚が前後に分かれていても体幹の底の方向は同じになる。

下の画像は、アプローチを変えて体幹の底を動かす意識付け
を立ってできるやり方でしてもらって
体幹の底を「入」の形に引いて
底を押せる状態にしてからくるっと回して
体幹の底から前後に脚を分けたもの。
背骨を中心として、両側の腰から脚が分かれ
背骨もつながるので、とてもしっかり安定した感覚が得られる。



背骨が伸びず、肋骨が縮んでしまう人は多いが
つながる体幹ー背骨の意識はＡラインでを
イメージしてもらって、床方向へ押せる状態になった。
背中も胸の位置も変化する。
床を押せると床から中心に流れが還ってくる。
スタイルの問題だけではなくて、きれいは使える体につながる。


大変な怪我を前向きに変えて、頑張っておられる方。
床は踏めても還りが感じられないと言うのを
体幹の底を押せる状態にしてから
足裏の踏み方と体幹の底の意識で脚は随分変わります
をしてもらった。
体の中心に還る力を実感しただけでなく
膝は指で示している位置に回せている。

この後、歩くとなかなか思うようにつながらなくて
落ち込まれたようだが、ちゃんと進んでおられる。
考えすぎずに感じて。
私が出来るようになる、気の遠くなるような時間より、この方の方が
うんと早く進んでいかれている。
自分がうまくできなかったことは、次のステップにつながる。




体幹の底から引き込んでの開脚。
ここまで骨盤と脚を分けることができると
痛みなく開脚できる。
痛いことは頑張れない。
痛くないから出来る。
最後の写真は脚が「入」になっているのがわかるだろうか。
このＷＳでは一貫して同じことをやっている。



今回、始めてやってみた
ボディコントロールでやってみたことを動きにつなげるモダンダンスクラス。
ボディコントロールクラスを受けられた方で引き続き
希望する方に限って、短い時間だが、やっていただいた。

今回してみたことが動きになって使えるのを実感して
とても楽しそうにされていた。
もっと長い時間してほしい、ということなので
また、次回以降に考えてみます。

楽しく、有意義な時間をご一緒できました。
有難うございました。