前後開脚の後ろ脚の感覚を覚える伏臥上体反らし

うまさきせつこ

うまさきせつこ

テーマ:ボディコントロール

前後開脚の後ろ脚の感覚を覚える伏臥上体反らし

反対側の手で
昨日のコラム前後開脚の後ろ脚、短いバージョンで
持ち手を反対側の手に変えてやってもらい
体幹で重心を取ることを覚えてもらうと、
どなたも後足の送り出しがわかるようになったが
それでも股関節が固まり、上手くいかない人もあったので
伏臥上体反らしをしてもらった。

伏臥上体反らし1
うつ伏せに寝て、肘から手首を床につける。
この時、壁や柱などに踵がつけられるように準備しておく。

伏臥上体反らし2
肘が付いた状態まで、手首から肩甲骨につながるように起こす。
柱を押しているので、この時点でも繋がりが感じられるが

伏臥上体反らし3
胸椎をしならせて、肘が伸びると
肩甲骨から脇、股関節、
肩甲骨から尾骨
肋骨と引き離すように骨盤を黄色い点線のように引き合うと
脚の内側を通って踵へ至り
つながった踵を押すと
循環して坐骨まで還ってくる張りができる。

伏臥上体反らし4
お尻と脚がくっきり分かれて
送り出しの感覚がわかる。

伏臥上体反らし6
前から見るとこんな感じ。
肋骨が落ちないようにしながら
脇側面ではなく、中心寄り、体の前側から
骨盤を送り出して引き合う。
送り出した流れは、腿の内側を通って踵へつながり
踵を押し出すと、坐骨に還って循環し、張りが出来る。

この前後開脚の感覚は
随分前の動画だが骨盤を開かずに前後開脚
を更に進化させたものになる。
お腹が伸びにくい人はぽってり膨れたお腹をスッキリ伸ばしたい
ぽってりお腹にならない伸ばし方を覚えるを参考に。

2018年5月30日加筆 股関節の詰り、センターで送り出して

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

ボディコントロールで体の使い方を伝えるプロ

うまさきせつこプロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼