股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
前後開脚の後ろ脚の感覚を覚える伏臥上体反らし
昨日のコラム前後開脚の後ろ脚、短いバージョンでを
持ち手を反対側の手に変えてやってもらい
体幹で重心を取ることを覚えてもらうと、
どなたも後足の送り出しがわかるようになったが
それでも股関節が固まり、上手くいかない人もあったので
伏臥上体反らしをしてもらった。
うつ伏せに寝て、肘から手首を床につける。
この時、壁や柱などに踵がつけられるように準備しておく。
肘が付いた状態まで、手首から肩甲骨につながるように起こす。
柱を押しているので、この時点でも繋がりが感じられるが
胸椎をしならせて、肘が伸びると
肩甲骨から脇、股関節、
肩甲骨から尾骨
肋骨と引き離すように骨盤を黄色い点線のように引き合うと
脚の内側を通って踵へ至り
つながった踵を押すと
循環して坐骨まで還ってくる張りができる。
お尻と脚がくっきり分かれて
送り出しの感覚がわかる。
前から見るとこんな感じ。
肋骨が落ちないようにしながら
脇側面ではなく、中心寄り、体の前側から
骨盤を送り出して引き合う。
送り出した流れは、腿の内側を通って踵へつながり
踵を押し出すと、坐骨に還って循環し、張りが出来る。
この前後開脚の感覚は
随分前の動画だが骨盤を開かずに前後開脚
を更に進化させたものになる。
お腹が伸びにくい人はぽってり膨れたお腹をスッキリ伸ばしたいや
ぽってりお腹にならない伸ばし方を覚えるを参考に。
2018年5月30日加筆 股関節の詰り、センターで送り出して