足首や腿が痛くないヤンキー座り、体育座り

2018年4月29日公開 / 2021年3月3日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

足首や腿が痛くないヤンキー座り、体育座り

他にもっとスマートな言い方はないのかと思うけれど
どなたにでもわかる形容が思いつかないので
「ヤンキー座り」と言っているが、この座り方が苦手な人は
股関節や膝を折りたたんで座ろうとするときに
股関節が思うように折れず、背骨が伸びない状態になり
足首が痛かったり、腿に力が入ったりする。
もちろん同じ姿勢で長く座るのはきつい。

お尻を地面につけずに座るシンプルな座り方だが
これが自然に出来ると、所作が美しいだけでなく
股関節が楽に使えることで、自然な体の流れが出来て
体幹部分も整えられて、あらゆる動作がしやすくなる。

スクワットひとつにしても
流れのないままにしていると、膝にも腿にもきつい負担が来て
傷めることもある。
推進力の出る使い方の元にもなるので
まず無理のないやり方を覚えて頂きたい。

ハードルが高いと言う方は
体幹の推進力の為にお腹を伸ばせる状態に
のように、
初めはしっかりしたつかまることができるものを使って
順を踏んで見て下さい。

背骨が伸びて股関節がしっかり折れると
体育座りも長座も楽。
ただ後ろにスライドするのでなく
ぽってり膨れたお腹をスッキリ伸ばしたい
でしているように骨盤を前から後ろに動かし続けて
お尻を掬い上げるようにすると
床との接地面が大きくなって、楽に座れる。

楽に座れない人は、この掬い上げをし続けることが出来ずに
何も意識しない状態で単なるスライドになって
お腹が縮んでしまうことがある。
注意してやってみましょう。