股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
ぽってり膨れたお腹をスッキリ伸ばしたい
手脚はそれほど太くないのに
上着を脱いだら
「あれっ!?」
お腹がぽってり余っている人は結構いる。
体は細いけれど、お腹のお肉はたっぷり!
という人も少なくない。
動画でも言っているように
本当に太っているのではなく、骨の位置感覚が認識できていないから
納まりきれずにはみだしているのだ。
無理なく背骨を上下に引き合うことのできる位置感覚があれば
殆どの人の「ぽってり」はなくなる。
体が縮んでしまっているからお肉が余ってくる。
では「背中をしっかり伸ばしたらいいのね?」
ということで、頑張って背中を伸ばしてはみたが
背中を反らしてみたりしていて、本来伸びられる状態ではないので
苦しくて、少しの時間で弛んでしまう。
「無理なく伸びる位置感覚」
が、体の感覚としてないと、「ぽってり」と
ずっとお付き合いせざるを得なくなる。
内臓だって、縮んだ入れ物の中にいるのはきつい。
昨日のコラム
体幹を連動させるためのインナー感覚を覚えるでは
前日のWSで、ほぼ同じことをしている。
お馴染の外側の筋肉だけではなかなかできないことを
繊細なインナーの使い方を覚えてもらうことをしてもらった。
長年の習慣にないことは1回感じられたから、すぐにできるかと言われれば
時間をかけて、体に覚えさせていくしかないが
特別なことでなく、元々の体の自然な状態に戻してやるだけのこと。
心地よいことを体は求める。
楽で心地よい体は美しい。
美しい体は機能的にも優れている。
無理がないから楽に体を動かすことができ
その所作も美しいのだ。
誰の体の中にも無理のない位置感覚を覚えて
繊細な使い方のできる、素養がある。
あるものを活かす形にしていこう。