重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
肩甲骨をどう引くか
「肩甲骨をはがす」「肩甲骨を引く」
と言った時にイメージがつかめなくてやりがちなのは
肩を下に下げて、脇を固めてしまうこと
そうなると固まってしまって、つながりがなく
肩甲骨は上がり放題。
明確に肩甲骨の位置を感じて留めることは出来なくなる。
インナーの感覚は言葉で伝えるのは難しいが、近いことなら伝えられる。
「鎖骨を後ろに引く」
これは、誘導した時、どなたも感じてもらえるので
着物の衣紋(えもん)を抜くような感じ、と言えば
イメージできるだろうか。
実際にやってみてください。
「肩甲骨を引く」
「鎖骨を後ろに引く」のと同じような感覚で
引いてみる。
肩甲骨は貝殻骨とも言われる。
貝殻のような形に似ている。
とても雅な名前だけれど。
貝殻骨はこのように、手のひらに水を溜める時にするような
カップのような形になっている。
これを体の中で押す。
女性にしか通じないかもしれないけれど
ブラカップを中からツーンとおす感じ。
(ブラカップを肩甲骨に見立てて)
肩甲骨が肋骨に張り付いていたら
ブラカップを反対側にひっくり返せばいい。
おっぱいは引っ込まないけれど
肩甲骨は引けます。
このモデルさんは大笑いしておられました。
胸をつかんでいるのはご本人です。
私ではありません^^;
鎖骨、肩甲骨を後ろに引いたところ。
ボディコントロールを始められた当初は、首も肩も詰まり、盛り上がっておられたが
今は自分で調整される。
参考:鎖骨を引いて肩甲骨スッキリ