足首が固いから正座ができないのですか？

2018年3月29日公開 / 2021年3月3日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

足首が固いから正座ができないのですか？

「足首が固いので」と言われる方は
本当に足首が固いのでしょうか。

「足首が固い」と言われる方を見ていると
大抵足首だけを曲げています。
土踏まずは縮んでいる
足指は固まっている
踵は引けない
足裏を踏めない

心当たりはないでしょうか？
足首が固いというより、足裏をしっかり使えなくて
固まっているのです。
土踏まずが伸びないと、足首は伸びないですし
加えて足指が固まっていれば
縮んで固まった上にお尻を下ろすことになります。
これでは正座したくないですよね。

使っていなくて固いのなら、使ってみればいいのです。
使わなければ、どんどん固まって、使えなくなります。

踵と土踏まずで体幹につながるアーチを作る
 痛い足裏ー均等に踏むためのストレッチ
 体幹につながる足裏
足指の動きを促すことは、今はもっと進化しているので、今見ると下記の動画は少し物足りないですが
足の裏でスッキリ重心をとらえるために
WSでは足指の促し方も毎回やっています。

2年ほど前に書いたコラム足首が固くて正座が出来ない
この時のモデルさんは今はどうなられているでしょうか。

正座はとうの昔にきつくなく出来るようになられ
もう足首が固いとは言えなくなりました。

足裏のアーチも無理なくできています。

体は変わります。
使えないところは少しずつ使っていく。
うまくやろうと思わなければ
知らないうちに少しずつできるようになり
気付いたら不具合ではなくなっています。

血のにじむような努力でなく
毎日少しずつ、意識して使うことをくり返されて
コツコツと自分の足をケアされたのです。
ほんの少しでいいんです。
辛くならない続けられるやり方で、1分でもいいんです。
毎日、自分の気になることを意識してやってみること。
「固いから」は
「固く使っているから」です。
使わなければ柔軟にはなりません。