足裏が痛い

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

足裏が痛い

先月のWSに来られた方が昨日から
通常のレッスンに来られることになった。
元気に来られたが、前日から右側の足裏が痛いと言われる。
親指と人差し指の溝のところ。

見せてもらうと・・・

(改善前)脚の状態(右)1
(改善後)脚の状態(改善後)1
重心のかかるところがこんなふうになっている。
痛そう。
膝から下の方向が外にたわんで
足首は食い込んで、痛いと言われる所に
力がかかっているのがわかる。

改善後は下の写真のように向きが変わり
痛みがなくなった。
体幹部分にアプローチする前だから、まだ充分ではないが
股関節からだけでも、変化はする。
左側も今は痛みが出ていないが、右ほどではないにしても
体幹の状態を意識して変えて行かないと
同じように痛みが出てくるかもしれない。

(改善前)脚の状態2
(改善後)脚の状態(改善後)2
腰から下を撮ったもの。
骨盤と脚が分けられていないので、股関節から固まり
前腿も力が入っている。
膝も後ろに押されている。
下腿O脚の状態。

股関節内側を引き込んで、外側は下ろし
骨盤幅から脚が出るようにし、
「生えている方向」に膝裏も足首も意識する方向を変えた。
お尻の形が改善前とは変わっている。
足裏も踵の意識がないので、
落ちた体のベクトルが全て床の方に向いている。
背骨を伸ばすことと
踵を引き坐骨とつなげることも覚えてもらった。

誘導してこの時改善しているが
自分で意識して直せるようにしなければ
今後も何度も同じことが起こる。
足だけを直そうとしてもその場しのぎになる。
根本的にいい状態にしようと思えば
体全体を整えていくことが必要になってくる。

毎週来られるようになったので
骨の位置感覚、意識の仕方、足裏の使い方も少しずつ変えて行ってもらうつもりである。
先月から新しく来られた方は、既に体が随分変わって来られている。
今週は間に合わないかもしれないが
帰りの電車での座り方も動画を撮ってみた。
帰りの電車ではこのように、と覚えてもらった。

普段当たり前に過ごす体がいい状態にならないと
いい動きもいいパフォーマンスもできない。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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