開脚から痛みなく脚を回す意識付け
どこから体の流れを変えるか
骨盤幅から脚が出て
歪んだり、きつそうなところがなく
足裏に流れが感じられる、すっきりした立ち姿です。
自然に土踏まずが引きあがり
きれいに立たれています。
ここから脚の流れの方向を変えるとどうなるか?
上の写真は、体の中心から股関節の小さな動きで
外向きに流れを変えたもの。
つながりがあるまま、脚にストレスがない状態で
外に向いています。
一方、下の写真は足先から外に向けたもの。
向かって右側にやや軸が移り
左の土踏まずが落ちて、ふくらはぎが後ろ外側に向きました。
ちょっと見た目にはわからないくらいの変化ですが
1回くらいなら、大した影響はありません。
ただし、これが日常的に無意識に足先だけを外に向けていたら
最初の写真のようにすっきりした立ち方にはならなくなります。
流れがない状態がいつもの当たり前になってしまいます。
自分の体の状態は普段からの意識で全く変わります。
できることなら、何となくではなく
自分が思う体の状態に近づく意識を持って
毎日を暮していきたいです。
体は毎日のほんの少しの積み重ねで変化していきます。
この人のすっきりした立ち姿も、毎日の少しずつの繰り返しから。
自分の体と折り合いをつけて理解していくことから変化してきたのです。