壁を使って痛くない開脚

壁を使って痛くない開脚

先日、生まれて間もない赤ちゃんが
元気に脚を天井に向けて、ポンポンと蹴り上げるように
脚を伸ばしているのを見て
なんと自然な無理のない動きなのだろうかと感心した。

自分が股関節のコントロールするのによくやっている時の状態によく似ていたので
赤ちゃんに倣って、あれこれやっているうちに
股関節の感覚がなかなか得られない人のために
痛くない開脚のための股関節の準備を
壁を使ってやってみた。

どなたもしっかり坐骨を押す感覚、
背骨を伸ばす感覚、脚が無理なく開くための股関節を動かす方向を
感じることが出来たので
更に開脚が無理なく出来るように展開した。

自分が出来るようになりたいことは
そのまま開脚なら「脚を開く」と考えると
無理な状態でもやってしまう。
開脚はあくまで、自分の体をコントロールしていくための
1つのステップ。

「脚を開く」
と考えるのでなく、推進力が使える体幹の底の感覚と
脚につながる感覚を覚えていくためと考えると無理がなく
開脚につながっていく。