重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
体幹の推進力の美味しいところ
体幹の推進力を使って開脚前屈2
の4、5枚目の写真を見てもらうと
開脚前屈の後、脚を後ろ側に抜くとき、体幹の推進力の働きで
坐骨から送り出された脚が、中心に引き込まれて、その力が体幹を押し出し、脚を押し返して
脚を抜く方向に働いたのは、見ていて気持ちいいが
体が前に行く流れを感じた途端に、自分が出来るところより
少し甘いところで、焦ってやってしまう。
自ら早く前に行こうとして、お尻を浮かしてしまったので、張りがそれまでより失われて
下の写真では背中が反ってしまい、最後の最後に坐骨を見失っている。
これだけできれば充分ともいえるが、もっとできそう。
推進力をしっかり感じているからこそ
開脚前屈が出来て、脚が抜けたら、それだけで満足してしまいがちだが
どんな時にもどこにも負担のかからない状態で
折角生まれた体幹の推進力をずっとキープしたい。
体幹の推進力で開脚短いバージョンでも
やっているご本人が気づいて行かれたように
最後の最後まで、背骨を上下に引き合うことをし続けると
脚は無理なく開いて、自分が今までに感じたことのない実感を得ることができる。
体幹の推進力の一番美味しいところを感じられるかどうかは
ほんの紙一重。
最後の最後までキープし続ける癖をつけると
違うバージョンで活きてくる。