壁を使って股関節の引き込みの感覚を覚える

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

壁を使って股関節の引き込みの感覚を覚える

今月のWSで、股関節の引き込みが座った状態ではわかりにくい方に
アドバイスしたやり方です。
先に書いているコラムで
股関節を引き込んで引き出す力とつながる方向を知る
がありますが
これと併せてやってみると、よりわかりやすいかと思います。

壁を使って股関節の引き込み感覚1
壁にお尻の底ができるだけしっかりつくようにして
真正面から押してみます。
自分が押してみて感じられるように調節してみて下さい。
この時には股関節が引き込まれて坐骨を感じ
背骨がしっかり伸びていれば仙骨が感じられます。

壁を使って股関節の引き込み感覚2
膝を内向きにして押してみると
膝から腿の裏、坐骨への流れが感じられます。
ハムストリングスが固まりやすい人も伸びやすいです。

壁を使って股関節の引き込み感覚3
膝を横にして押すだけでは脚は開きにくいですが
その時には、脚の付け根が上にめくれたように上がっています。
付け根を床方向に軽く回すようにすると
脚は開きやすくなり
この状態で押した時には、
股関節の引き込みと膝から坐骨への流れがわかります。

この感覚を覚えていき、立った状態からプリエ(膝を折りたたむ)する時にも
感じられるように
股関節の折り込み方が感じにくい
につなげて、段階を踏んでいきます。

数回やってみて、できる、できないではなく
「感じる」ことを繰り返すうち、感覚は変わってきます。
今までに飲んだことのない飲み物を始めて飲んだ時は違和感がありますよね。
繰り返し飲んで、段々に違和感がなくなって
美味しく感じられたりするのと同じで
体の感覚も、感じることを繰り返し変わっていくものです。
人の感覚は一瞬で取り換えられるものではなく
徐々に変わっていくもの。
段階を踏んでいきましょう。

さて本日、東京WSご登録の方にご案内をお送りしておりますので
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もし届いていないという方がありましたら、ご連絡をお願い致します。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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