坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
軸足に乗らずに体幹主導
片脚で立つとき、または片脚重心で立つとき
軸足の上にガッツリ乗ってしまうと
ベクトルは軸足方向に取られ
反対側のコントロールは利かなくなります。
3枚の写真を見てみましょう。
一番上の写真は軸足の上にガッツリ乗っている状態。
体幹部分も軸の上にはみだすように乗りかかっているので
反対側は軸方向に引っ張られて
骨盤と脚は分かれてくれず、脚も内側を向いています。
軸足と反対側の脚は一緒に使い引き合って使いたいのですが
この場合は単に軸足側への方向へ押されて
反対側は引っ張られているだけ。
脚の間の距離も短いですね。
真ん中の写真は少し仁王立ち傾向になってしまいましたが
体幹主導で重心移動しているので
反対側の骨盤と脚はしっかり分かれて、かかとも押せているので
上の写真よりコントロールが出来ています。
軸足側の股関節の引き込み↑がもう少し意識できると
ちょうどよい位置で、更に反対側の脚のコントロールがしやすくなります。
脚の間の距離も長くなり、脚も長く見えます。
最後の写真は、何度かやり直してみて後ろから撮ったもの。
軸足が中心軸の延長にあるように引き込めていて
反対側の脚もコントロールが出来るようになっています。
見えにくいですが、反対側の坐骨の形がはっきりと出て
両側のお尻揃い、脚が長く出ています。
股関節の感覚がもう少し明確になってくると
更にアンディオールがしっかりできて
体の裏側でコントロールできるようになってきます。