股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
体のつながるポイントを明確にする
昨日に引き続いて、13日のWSでやっていただいたことは
体の流れがつながるポイントを明確に覚えて
順に使ってもらうこと。
床に寝た状態で見てみると
背中を床に付けようと意識し過ぎておられて
肋骨が押し付けられ縮んで、とてもきつい状態。
肩甲骨をはがして腕の付け根とラインを一致させて、
背骨は順に一つずつ送っていき
下の写真のように自然な状態になった。
肋骨の形が見える。
肩甲骨を回し下げると下がるが、留められない。
肩甲骨だけを考えていると留められない。
背中が反った状態になったり、肩口だけが前肩のまま残ってしまう。
肋骨が縮んでいる場合と同じく
肩甲骨と脇のラインを一致させることで肩甲骨は肋骨からはがれ
楽な位置になる。
肩の運動でなく肩甲骨を動かす感覚を覚える
をより丁寧に、肩甲骨を回し下げる力で
肘ではなく、脇が動くように、支点を考えて使ってもらった。
脇側面から肘まで、幅広リボンのように繋がる方向を考えて使っている。
肩甲骨、脇が感じられるようにしてもらい、体幹の推進力がつながるように
様々なアプローチをした後の開脚。
この方は来られた時と帰られる時では大変わりされた。
それってサイドストレッチと同じ
でやっている腰痛ストレッチを更に明確に感じられるように改良したもの。
この方は数年前から神戸にも来られて、東京に行き始めてからずっと来て下さっているが
積み重ねて来られたことが実っておられるのが嬉しい。
ひとつ前のものを立って体幹から脚につなげてみたもの。
少し反り腰になっておられるので、これから修正して行きたいが
坐骨からの流れは感じておられる。
体幹部分の繋がりがもっと明確になってきたら
脚の力はもっと抜けていく。
ルルベにするときの力の流れ。
体幹がつながり、坐骨から膝が長くなって押されるために
かかとは自然に浮いてくるが
それを土踏まずを長くして踵を床方向に押していく。
この状態であると足首にもふくらはぎにも無駄な力が入らない。
前回は、かかとを押して上がっていくことが難しく
脚に力が入ったり、足裏をうまく使えておられなかったが
流れを順番に、足の裏においても
指の流れを感じられるように使ってもらった。
まだ高いルルベではないけれども、流れが通ってきた。
来て下さった方たちへのアドバイスになれば、と書き始めたが
紙面に限りがあり、全員は載せることが出来なくて申し訳なく思います。
しかし、どれもご自分の体の感覚を育てていくことには当てはまることが
必ずあるので、参考にして頂きたいと願っています。