肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
朝起き抜け 背骨、股関節のストレッチ
背中が固いのよ、股関節も固いのよ
もっと可動域を上げたいと思う人は
朝起きた時、夜寝る前などに少しずつ動いてくれるように
習慣づけしていくことが無理なく可動域を上げてくれる方向につながると思います。
ぐいぐい背中を押す、脚に負荷をかけて開くようにしようとしても
痛い状態では続かないし、傷めてしまいます。
「我慢できないほど痛い」のは、体がそもそも動くことのできる方向には動いていないと言うことです。
無理なやり方を一生懸命にした結果、報われないのでなく
自分の体をよく知り、やって甲斐のあることをしたいですね。
膝を自分の方に積極的に近づけるのでなく
股関節を引き込み、椎ひとつずつを順に動かすことで
股関節は自然に折れて膝が近づいてきます。
背骨は椎一つずつを意識して動かしていくと少しずつ動いてくれます。
一気に押そうとすると痛く、一定のところからは動いてくれず撓りません。
お腹がしっかり伸びていくのを感じながら、背骨を動かしてください。
反対に丸くなる時には、お腹を縮めるのでなく
これも背骨をしならせていくので
肩甲骨をはがし、その下から椎ひとつずつをじっくり動かしていきます。
頭の方から近づけようとすると肩を背負い込むようになり
背骨は思うように動きません。
肩甲骨と腕のつけ根も同じラインに。
脇を横に広げるように(腕ではありません)
肩甲骨の位置も意識して
お腹もシワシワにならないようにじっくり動かしてみましょう。
こんな小さな毎日の習慣を続けるうち
背骨も股関節も以前より楽に使いやすくなっていることに気づきます。
最初と1週間後でも体の感覚は随分違ってきます。
もちろん個人差はありますが。
毎日やってもらううち、こんな感じになる人もあります。
無理がなく気持ちよさそうです。