重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
中心から分ける腕
股関節を中心から分けることをコラムで、いろいろお伝えしているが
腕も同じ。
肩甲骨からつなげ、脇、腕の方向を合わせるのは全く同じ。
上の写真の手前の方。
腕に意識を置いて伸ばされているので
一生懸命伸ばしているけれども、バラバラな感じ。
夏直前、6月頃の写真。
下の写真は同じ方だが
体の中心から分ける感覚が育ってきたので
まるで別人のように見える。
こちらは4日前の写真。
まだ後ろの肩や腕の力は楽に抜ける。
中心から分ける感覚ができると、短期間でもこれだけ変わる。
この時、ポイントになるのは後ろ側の腕と肩甲骨、脇の関係。
この写真のように、後ろ側の脇を引き寄せて、
そのまま肘から先を根元から伸ばしていき(肘先から行くとうまくいかない)
肘の内側をしっかり引っ張っておくのが大事なところ。
これで裏側の意識が出来る。
裏側が出来れば、前側の腕は楽に伸ばせる。
中心から分ける(先からではない)を
頭に置いておくと、単に腕ではなく
体全体がきれいに使えてくる。