子供の姿勢が危ない!

うまさきせつこ

うまさきせつこ

テーマ:ボディコントロール

特に体の不具合がなくても、私は整骨院でケアするが
昨日ちょっと思ったことを。

赤ちゃんの体が如何に素晴らしいか話していたが
私もそう思う。
あのしなやかな背骨のしなり、柔らかな股関節。
はいはいをしてる姿も力強く、どこにも無理がなく羨ましくなるほどだ。
つくづく特別に筋肉を鍛え上げたのではなく
無理のない使い方で、体は自然にしなやかな必要な筋肉がついてくると思う。

ところが小学生くらいの子供を見ていると
びっくりするくらい体がカチカチになっている子も多い。
まず股関節が折れない。
背中が丸く、お腹は落ち込み、脚の方向は合っておらず
小さなおじいさんを連想させる。

この状態でスポーツをやっていれば、怪我が絶えないだろう。
思うように体が使えず、なぜうまくならないのか悩むことになるだろう。
無理なく運動が出来る状態ではないからだ。

赤ちゃんの時には素晴らしくしなやかな体が
2足歩行になると、生活習慣によってはそうなってしまう。
親の方も「あら~!この子もお父さんと同じ体型(笑)」
で済ませてしまうことも多いだろう。

先の状態で言えば、将来的に腰痛にもなるだろうし
脚の故障も出やすいだろう。
姿勢が悪く、お腹が落ちた状態であれば、内臓も健やかに機能しづらいだろう。
一生の健康が子供の時から方向づけられる。

子供の時から
立つ、座る 寝るが無理なく出来る姿勢が習慣づけられていると
それだけで一生の宝物になる。
親も姿勢を注意するのに具体的に何をどういえばいいのかわからないというのもあるだろうが
親も自分の体を改めていい方向に向けるつもりで
取り組んでほしいことだ。

1日の悪い姿勢は疲れになるが
毎日続き、長い年月が経つと
意識したものとしないものでは、大きな差になってくる。
それで夢が遠くなることもある。

関連記事;姿勢と「丁寧に扱う」意識は一生もの

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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