脚の抜きー四股を踏んでみる

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

脚の抜きー四股を踏んでみる

重量級のお相撲さんの脚があんなに上がるのは
股関節がキレイに折れて
いらない力が抜けているからです。

四股を踏む1
背骨が尾骨まで通った状態で軸足側の股関節がおれるようにして
軸足にガッツリ乗らないようにします。
股関節が折れた分、軸足側坐骨から膝は長く押されて
体幹が向く方向に脚の方向が合わされています。
背骨を45度まっすぐに戻すところを想像すると
2番プリエで片足が離れているのと同じです。

反対側の坐骨は軸側の股関節が折れ
坐骨が中心に引き寄せられた時に連動して送り出されて
坐骨の形を見せるようなイメージです。

これで脚が上がる方のいらない力は抜けて
坐骨~膝がぐ~んと楽に伸びます。

四股を踏む2
こんなふうに膝が伸場されていない状態でも構いません。
上がる脚側の膝を自分で折りたたもうとせずに
坐骨~膝が長くしなるように、伸ばさない時も鋭角でなく鈍角で。
もちろん股関節はしっかり折れた状態です。

脚を上げようとするのではなく
体幹部分の引っ張り合いのバネを使っています。
ダンボールの箱がポーンと押されて
一瞬ひっくり返りそうになりながら、元に戻るのを想像して下さい。

飛ぶ人の腰から下を押さえる
体幹のバネのイメージがわかりにくい人は
画像のようにジャンプしようとするのを
誰かに押さえられて脚が床から離れなかったときの感じをイメージしてみましょう。
脚が離れなくても、体幹部分は上下に大きく伸び上がろうとしています。
このバネはあらゆるところで動きを軽くスムーズにしてくれます。
参考:肩甲骨をはがして楽にジャンプ

このバネのイメージと脚の力の抜きがわかったら
明日は、これを利用して脚を上げてキープもしてみましょう。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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