体幹からの中心をとる

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

体幹からの中心をとる

両足を脚を揃えて立てば、中心軸は
体のど真ん中を通ることは誰でもわかる。
しかし、片足で立つときには軸足の上に載ってしまいがちになる。

これは重く不安定。
骨盤と脚はひとかたまりになり、体の通りがなくなり
力の流れがなくなって分散する。
体をコントロールできない。

下の写真は体幹を整え、脚まで通す感覚を持ったうえで
パッセにした状態。
パッセにした足裏がベタになっているが、バレエ経験がなく、まだ始めて4か月の方なので
そこはスルーして
体の軸の取り方を見てほしい。

片足の中心軸(前から)
片足の中心軸(横から)
上の写真は、頭の先から足裏までセンターを分けている。
下の写真も頭から土ふまずまで軸が通っている。
脚を上げるのでなく分けたうえでつながっている。
片足を台にして乗っかってはいない。

片足の時の引き込み
この場合、軸足に体重が重くかからないように
しっかり引き込んでいる。
参考:坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
骨盤と脚が分かれた状態で、坐骨が中心に寄せられる。
太腿が固くならず、流れが出来る。

反対側の脚が軽くなるが、同時にこちら側の坐骨も下に下げて
中心に集める意識。
これができれば、更に股関節を引き込みつつ
方向を合わせて、坐骨ー腿裏ー膝と張り
膝下の方向も合わせて、土踏まずまで通し
つま先が伸びた状態で
軸の通るパッセが出来る。

初めはグラグラしてうまくできないが
脚を開いた2番で立って見て
重心移動してみる。
参考:プリエで重心移動のポイント
両足の張り、引き合いがあるままで踵同士をつけて1番にして
そこからパッセに持って行くことからやってみると
イメージが掴みやすい。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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