股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
息苦しい・・気道を広げる意識付け
元々の持病で息苦しくなることがある方がおられるが
普段から肩が詰まりやすいので、気道を広げる意識付けをしていただこうと
みんなでやっていただいた。
このコラムの中では、何度も出てくる
背中の伸ばし方で安定する体幹を
寝た状態でやってもらったもの。
もちろん立った状態でもOKだが
寝る前にやってもらうと、毎日の習慣になりやすい。
上に上がっているTシャツを下に引っ張るように
肩甲骨を回し下げる時
写真のように肩口を前から後ろに回すように手を添えてみると
肩が上がりにくく、脇から肘がすんなりと長く伸ばせる。
腕を上げても、脇から肘が伸びず、短いままの人は多い。
脇から肘が楽に伸びるのは、引っ張る根元が感じられるということで
不安定であれば、肩や肩甲骨ごと上に上がってしまい
肋骨が縮んでしまう。
脇を脚方向に下げて、根元の感覚を明確にすると
腕が長く引っ張られる。
写真でも脇の形がはっきりわかり、肩甲骨から腕の繋がりが見える。
肘を横に引っ張り、肋骨の形が押さえつけられず
自然な形で伸びているのを確認。
前側だけでなく、背中側も鍋底に濡れ布巾を縦横に広げる様なイメージで
広げる。
立ってやってみると、こんなふうにすっきり腕が伸びる。
答えがわかっている時に先生にあてられても大丈夫な時の
手の上げ方。
こんな風にできると呼吸がしやすい。
更に息を吸うことより、まず息を吐ききることにポイントを置くと
自然に吸うことができる。
肩が上がると首は前に出て、呼吸は浅くなる。
肩甲骨周りを楽に動かせる状態を覚えて
肋骨も縮まず背骨が伸ばせることを
少しずつやっていくと、すっきり気道も通りやすくなる。
姿勢をよくすることは、機能も向上させる。