坐骨を中心に寄せる感覚シミュレーション
肩甲骨から腕と、腕だけ使うことの違い
先月からレギュラーレッスンに来られている方が
腕に力が入ってしまう。
本当に腕は肩甲骨から使えるのか?と言う疑問を持たれていたので
他の方がされるところを見てもらって実験した。
少し重いものの方がわかりやすいかと思い
椅子を持ち上げてもらった。
上の写真は腕だけの意識で持ち上げたもの。
軽々持ち上げているようだが
肩が詰まるので、首も前にでsる。
肩が上に上がり、緊張すると、首は前に出てバランスを取ろうとする。
腕も真上には上がらない。
下の写真は肩甲骨から腕を送り出すようにして
椅子を持ち上げたもの。
「肩甲骨から椅子を持ち上げてみて」
以外の指示は出していない。
肩甲骨が自然に回し下げられ、肩はつまらない。
脇から肘が長く使えて、肘から先はそこから
竹の筒が出るように無理な力を使わずに伸びている。
首も背骨の延長上に伸びている。
これで、もうひとつ背骨を尾骨まで通せば
もっと楽な状態になる。
この後、肩甲骨から腕を使う感覚を
腕を持って誘導したり
肩甲骨から肘を引き離し体幹からつながる腕
を壁を使ってやってみたりしおて
しっかり感覚をつかまれた。
この壁を使うやり方も、腕でしようとしてしまうケースも多いので
あくまで体幹側を動かして、腕につなげていくことを
頭に置いていただきたい。