開脚から痛みなく脚を回す意識付け

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

開脚から痛みなく脚を回す意識付け



開脚もできた、開脚前屈もそこそこ出来るようになった、
でもそこから進んで、脚を後ろに回すのは痛いの、怖いのと言う人のために。

これは「パンケーキ」と呼ぶ国もあるそうで
先月、海外在住の方がレッスンにいらした時に教えてもらいました。
なるほど・・丸い円のように使いますもんね。
円を描くには中心があることを覚えておきましょう。

(動画では画面上でも補足説明を載せていますが
今回は都合により、
マイベストプロの画面やスマートフォンなどではそれが見られないかも知れませんが
補足説明をご覧になりたい方は、youtubeに飛んで下さると見ることが出来ます。)

レジャーマットを使って開脚から後ろに脚を更に抜いていくことをしていますが
マットに載った時に、どん!と座っているだけではできません。
マットの上で開脚するんです。

さて、ここで開脚や開脚前屈をするときに大切なことをおさらいしましょう。
股関節を弛め方向を揃えて楽な開脚前屈
を見て見ましょう。
背骨を尾骨まで通しておくことは大切です。
下腹を股の後ろまで送る感覚は、尾骨までの通りがない場合は
ただの反り腰状態になります。
お尻はヌケヌケになり、坐骨の感覚は全く感じられなくなります。

座面が床より高くなっただけで、「開脚」で意識していることを忘れてしまい
座面に腰を下ろして脚も床方向に押してしまう人もあります。

坐骨から土踏まずまで通した脚を方向を合わせて引き合い
床方向でなく、生える方向(中心から先端へ)の意識と
背骨を上下に引っ張り合い、下腹が感じられることが大切です。

マットに付いた胸が(上下に引っ張った体幹が)
前方向に進んでいくとき
脚を張り合い、坐骨を中心に寄せていくと
脚を回すのではなく、体幹主導で
するっと脚が楽に回っていきます。

これで感覚をつかんだ後は、マットなしで「パンケーキ」が出来る人が増えました。
この方もこの次の回のレッスンで見事にできました。
できた写真を載せたかったのですが
撮ったアングルが悪かったので、また今度。

段階を踏んで、ひとつずつできるようになっていきましょう。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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