自分ができる段階での『最大』を通ること
自分の体を冷静にみつめ、意識を習慣化する作業
昨日のWSでは
引き続き、開脚など、股関節の可動域を広げていくことを
した頂いたが
肩甲骨の明確な意識が出来ると
股関節の具合も少しずつ変化してくる。
反対に尾骨の感覚がしっかりしてくると
背骨のつながりができたり、肩甲骨の感覚が得やすくなってきたりする。
続けて通って来て下さる方たちが
それぞれに毎日の生活の中で
自分の体を冷静に見つめて、出来る意識をされていることが
レッスンしていると伝わってくる。
もちろん、人それぞれに
つながりやすいところ、やりにくいところ
得意、不得意はあるが
ずっと同じままではない。
この方は、普段特別に運動されている方ではない。
楽器を使われる方だが
よい演奏するためにも、体も楽器のように
音が奏でられる状態にされたくて
小さな努力を重ねておられる。
体がどんどん変化されている。
遠方から長く来られている方。
来られない時も、ずっと自分なりの試行錯誤と意識をされて
自分の体に置き換えてとらえることを
しっかりされている。
冷静に見て、自分の言葉で自分の体に落とし込む作業。
おまかせでなく、自分自身で可能性を広げていく作業。
少しずつ、ひとつずつ、じっくり、ゆったり。
焦っても体に入るのは、体が納得してからだ。
時間をかけて、じっくり浸透させたものだけが
消えずに自分を構成していく要素になる。