重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
ハムストリングスを固めずに脚を伸ばす
脚を上げようとするとき、それがどんな体勢であれ
末端から伸ばそうとすると
体幹からの繋がりは切れ、部分だけで頑張っている状態になります。
ハムストリングスはもちろん、前腿、股関節は固まり
お腹にもいらない力が入ります。
体幹からのつながりで脚を使うと言うことは
裏側の通りがあって、コントロールすると言うことです。
この感覚を覚えてもらう時
よく皆さんが私の体を触りに来られますが
先日のコラムペラペラの体幹を順を追って整える
のように、全体をつなげるために、体幹の骨の位置を自分でしっかり認識し
感覚が実感できていることが大切になります。
「脚を上げる」
それは見た目には脚が上がっているという結果であって
脚の力だけで上げているのではありません。
全体がつながる流れがあって、徐々に無理なく使えるようになっていきます。
90度以上に脚を上げる時には
まず、この膝を伸ばすのがどこからどんなふうに伸ばしていくかの感覚が
不可欠の1歩かもしれません。
接ぎ木をするように、同じ角度を同じ流れを伸ばしていく、
生えている方向にどう伸ばしていくのかの
感覚を覚えていきましょう。