開脚から痛みなく脚を回す意識付け
背中がペラペラな感じがする
「動画やコラムを見ながら、やってるんですけど
背中がペラペラな感じがするんです。
まぐろみたいになりません」
全国飛び回っているこの方は、毎週はレッスンに来れないので
普段はご自分で考えながらされているが
なかなか思うようにならないらしい。
「背筋の力が足りないのかしら?」
いや、そうじゃないと思いますよ~。
と言うことで、誘導してやってもらった。
この時に動画を撮ったので
後日公開予定。
体幹の骨の位置が不安定で、背中が使いにくい状態になっていただけのこと。
その後でのサイドストレッチは、脚の付け根が詰まってきついと言われる。
上の写真の座り方では骨盤が後傾した状態なので、骨盤と脚は分かれてくれない。
お腹にもいらない力が入って抜けない。
サイドストレッチをしようと思うと、付け根が痛かったり
膝が痛かったりする。
坐骨を引くようにして、床に着く面を大きくした。
脚の前側の付け根を骨盤を前から後ろに回すような感じで向きを変える。
感覚は角度の差はあっても、アラベスクや前後開脚の時と同じ。
開脚前屈の時も同じである。
そうすると下の写真のようになる。
股関節がしっかり折れて、脚に流れの方向が変わり
体幹部分も安定し、お腹にいらない力が入ることなく
背中がペラペラでもなくなった。
肋骨の位置もつぶれることなく
キープしたまま、どこかにお肉を余らせることなく
サイドストレッチも可能になる。
「体ってエライ~!」
と体の感覚を更に目覚めさせて帰られた。
「続けてくると体の形が全然違うから、今月はがんばって来ます!」
と帰られた。
継続は大事でございます。