股関節の余分な力を抜いて負担の少ない長い脚に
肩甲骨をはがす、坐骨から送り出す感覚、ひと工夫
肩甲骨をはがし、脇のラインもそろえる感覚。
股関節から脚に力の流れを作る感覚、
坐骨から膝、土踏まずへと流れを通す感覚がないと
うまくいかないことが多い。
脚を上げるにしても、プリエにしても、軸足でしっかり立つにも
腹筋運動にしてもそうだし
股関節と脚を分けるのが難しくなってくるので
持てる力が使えず、どこかにきつい負担がかかってくる。
もともとは体一つでできるのがいいが、ひょっと思いついてひと工夫してみた。
うちには、フラフープがたくさんあり、
子供たちに脇の感覚を教えたりするのに使っていたのを思い出して
皆さんにも使ってもらった。
ハンガーもなかなかのすぐれもの。
みなさん「え~っ!」と言われてたが
こんなふうに背中に入れる。
1回は誰かに、このハンガーを後ろに引っ張ってもらうとわかりやすい。
(服が伸びることもありますが)
肩甲骨をはがす方向と脇をそろえる場所の感覚がわかる。
更に背骨の動きを出したければ、同じ方向に肩甲骨下から順に使い
尾骶骨も肢側に送り出していく。
2回目からはひとりでもできる。
フラフープを使ってみた。
これはタオルや紐でもできる。
一緒にハンガーを使えばなおいいが
慣れない時はひとつずつどうぞ。
初めは背中が直線でもしならせなくても
感覚をつかむことが大事。
足先で押していると腿に力が入るので
そこでストップして、背中から裏側を通って坐骨、膝、土踏まずと通すのを
イメージしながらやってみます。
これひとつで、いろんなことができたが、誌面の都合上また後日。
きっかけをつかむために何でも利用すればいい。
わざわざ買ってこなくてもあるもので何でもできる。
うちでは、ほうきでも座布団でもマットでも
工夫次第で使えるものは何でも使ってます(笑)