意識をお臍から下に下ろす

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

意識をお臍から下に下ろす

昨日、整骨院に行ったら
日曜日のパフォーマンスを見に来て下さった先生が
「皆さん、足の指の使い方が半端ではないですね」
と感心されていた。

足指がしっかり使えるためには、体の流れが通っていなければできない。
お客さんが見ておられる中では
感情も高ぶりやすく、体は上に上に伸び上がろうとし
足元が軽くなりやすい。
地に足が着いていない状態になりやすいのだ。

「意識を臍から下に下ろす」は、私たちが常に注意されていることで
下に下ろすためには体幹部分の引き合いが出来て、下半身が安定する状態になると
私は思っている。
単に低くなるだけでは重くなってしまう。
足元を自在に使える流れを送るのに腰は安定しなければならない。
全部下にいくと、固めて重くなってしまう。
重くしなさい、と言うことではなく
意識を下ろせる状態にせよ、と言うことだ。

そうすることで、上半身は軽く使え、伸びやかに動ける。
足指の1本1本まで意識が通って、自分の体のコントロールができる。
纏足のように固まった状態では決して安定しない。
通りの良い体の感覚がなければ、足指も自由に動かない。
全身の流れを感じることが出来て、意識も下に下ろすことができる。

安定したプリエ
この方は骨盤が前傾しやすく、膝の方向がなかなか合わず
苦労されていたが
脇やお腹を引き締め、体幹の流れを知るストレッチ
で、体幹の感覚を覚えながら、
肩甲骨と肋骨のイメージ
で書いているように、流れを通していく感覚をつかまれた。

プリエの度に引けてしまっていた腰は安定し、下腹の伸びを感じておられる。
坐骨~土踏まず、更に足指まで、しっかり感じられるプリエができた。
こういうプリエが出来るようになって下さったことが、とても嬉しかった。
ここから、動きにつながるための体のきっかけができていく。

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Mybestpro Members

うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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