肩を上げずに真上に手を上げる感覚

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

肩を上げずに真上に手を上げる感覚


先週はずっと、肩甲骨、脇~肘の関係について
いろいろ書いてきたが
今日はもっと小さな範囲で感覚を覚えていくことをひとつ。

脇を前に向ける

通常、このように肘を上に上げると
肘は外を向いて肩幅より広い状態で上がる。
肩も上に上がってしまうことが多く
首と肩の間は狭く詰まってしまいがちになる。

これは肩甲骨を前から後ろに回し下げる時に
それと連動して肘方向に流れを送りながら
肩甲骨を繰り出すように肘を長く持って行く。

ここからが大事なところだが
同時に脇の下の方向を横向きでなく
前を向くようにすると
肩甲骨は横に広がり
肘が横に広がらず
肩幅の長さのままで腕が上がる。

脇の下が横を向いたままであれば
肩甲骨を留める感覚がとらえにくく
背骨も伸びにくいが
脇の下を前に向けると
感覚が明確になってくる。

ここから順に肘から先を伸ばしていくと
腕は広がらずにまっすぐに上がる。
結構、真上に手を上げることが難しい人は多い。

肩甲骨を留めて脇を伸ばす

肩幅に肘先が上がれば
更に脇~肘が繰り出せるイメージも
この写真のように反対側の手で持ってみて
感じてみよう。

肩甲骨からつながってとどめながら
肘方向に流れを送る感覚も背骨の意識も
自分でシュミレーションできる。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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