肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
肋骨の自然な状態は楽に寝てみればわかります
昨日のワークショップ。
立っている状態で、前肩で猫背気味になっている方は肋骨の位置もはっきりわからず
不安定な姿勢になっていたが、仰向けで、肩甲骨を回し下げて床に着いている状態にして
胸の力を抜いて楽に寝てもらうと、肋骨は押し付けられず、
Tシャツの上からで、形が感じられる自然な状態になる。
立った状態ではイメージできにくかった方も、こういう寝方を意識できる人も
「ほお~~」と言う感じ。
なかなか習慣になってしまうと気付いていないものだが
楽に寝ることができると、肋骨は自然な状態になっている。
昨日のコラム下腹を伸ばし、坐骨を押して背骨を動かす感覚
の途中経過なので、まだ背骨が伸ばせて股関節がきっちり折れている状態ではないが
襟元に上がってきたTシャツを引き下げるような意識で、肩甲骨を回し下げて、胸の力を抜くだけで
楽に寝ることができ眉間の皺を寄せずに眠りたい
そこから順に自然な骨の位置の認識もゆっくりシュミレーションするきっかけもできる。
肋骨/肩甲骨まで自然な状態に意識できれば、そこから先は太いパイプの管が股関節まで
どーんと通っていくようなイメージを持ちながら、自分の体の感覚を確かめて行ける。
長く来られている方が、言葉だけでご自分でいろんな意識が出来るようになられているのも嬉しいし
東京からもう1年以上通って下さる方たちが、繋がりの感覚がわかるようになったと
喜んで下さるのも嬉しい。
グループレッスンで人の状態を見るのも、気づきがたくさんあると言われる。
自分の体を意識し始めると、人の体の変化も手に取るようにわかる。
人を見たり感じたりすることで、はっとすることは多い。
パーソナルやセミパーソナルもグループレッスンも、それぞれにいいところがある。
体の変化を自分で感じ取れるようになるにはもちろん時間がかかるが
その過程を楽しみながら進化していく人たちを見るのは、こちらが元気をもらう。