背骨に負担をかけず楽にカンブレ

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

背骨に負担をかけず楽にカンブレ

カンブレは「弓なりに」と言う意味でとらえて頂きたいですが
弓なりにならずに、腰にたくさん皺を寄せてしまって痛くなったり
肩や首が詰まったりすると、とてもきつくなってしまいます。

背骨に負担をかけずに、骨の位置を意識し無理なく可動域を広げましょう。

カンブレ1
背骨を上下にしっかり引っ張ります。
これをしないで、そのまま後ろに反ろうとすると、きついです。
この時、肩甲骨が上がってしまうと、上手く使えず
いらない力で可動域は遮られます。
長い風船が背骨に沿って上下に膨らむように伸びます。

カンブレ2
上下に引き合われた背骨のまま、胸椎を上に持ち上げます。
背骨が自然にしなっていく準備ができます。

カンブレ3
中心から順に一つずつ流れを送る様にしならせていきます。
鎖骨が上り、肩甲骨は下がることを意識します。
たくさん反らせようとする気持ちが勝って、首から後ろに反らせないように。
背骨の動きに伴い、肩甲骨の角度が変化してくるのが自覚できます。
腕をつけない場合、肩甲骨と脇が同じラインにある状態で、脇から肘を
床方向に引っ張って起きます。
腕をつける場合もこの感覚が必要です。

カンブレ4
充分に背骨がしなり、いっぱいに来た、と感じるところで
胸を楽に開きます。
更に伸びが出ます。

背骨に負担がかからず楽で、無理がありません。
どんな向きでも、現状の高さからいきなり反らすのではなく
肩甲骨の位置が上がらず留められていること、
背骨が上下に引っ張られることが大切です。
どんなに早い動きでも、このプロセスを通れるように
体に覚えさせていきましょう。

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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