肋骨の位置を整えて自然な力の流れを作る
体のメンテナンス
先週末、東京から来てくれた人とお茶を飲んで
お稽古場に戻ってきたら
研究生のYちゃんがアヤシイ歩き方をしていた。
先週、階段で足の親指をぶつけて、痛みは数日で納まったが
無意識に庇っていたらしく
股関節周りがおかしく、腰が引かないと歩けず、坐骨周りの感覚もないと言う。
いろんなところで教えているし、そうした時にどうするかの知識も豊富に持っている子だが
あらら~という感じ。
ぶつけた足側の骨盤も上がっているし、背骨も縮んでいるし
腰を引いていても股関節と脚は分かれずにくっついてしまっている。
普段の姿とは程遠い。
これは途中経過のものだが、最初目撃!したときよりはましな状態。
体幹部分の促しをしながら、股関節周りをゆっくり使ってもらって
骨盤の歪みほぼがなくなった。
その後、少し歩き方を調整して、バーレッスンをしようと思ったが
立ってするのはきつそうだったので
椅子に座ってできることをいろいろ考えてみた。
立ってするのとはまた違う意識がいるが
股関節周りの感覚や体幹の意識も
立っている時よりも明確に感じられるので、これも有効なことだ。
立ってしている人よりもすごい汗をかきながらやっていた。
普段の歩き方に戻って帰って行った。
怪我や不調はないに残したことはないが
そこがうまく働かない分、別の感覚を教えてくれるきっかけになる。
床でも椅子でも立っていても
それぞれの状態で、有意義なレッスンは出来る。
センターまでできなかったがどんな状態でもできることがある。