体幹を安定させる工夫

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

体幹を安定させる工夫


体幹から脚を使う

体幹から手足を使うこと
プリエでもアラベスクでも体幹部分が安定しないと
そこから脚を分けたり、軸足にがっつり乗り込んでしまって
1本足でバランスを取ることに終始してしまうが
「体幹から分ける」感覚を養わないことには
体幹を歪めないで、片足に乗ってしまわないで、といっても
どうしたらいいかわからない人も多いだろうと思う。

昨日のレッスンでも、春休み限定で来ている人が苦労しているので
何とかわかるようにしたくて
器具をわざわざ使うのは好きでないのだが
たまたま稽古場にあるものを使ってみた。

子供に体を歪めない感覚を養うのに良く使っていたものだが
肩甲骨の位置の感覚を養ったり、腕の使い方、シェネとかのターン系で
背骨の感覚を覚えさせるのに役立っていた。

フラフープを使う
回し下げた肩甲骨の下あたりにフラフープが来るようにして
肘を下に下ろし、フラフープの前を手首で押すようにすると、肩甲骨の位置の感覚がよくわかる。
腕をきれいにつかうのもわかりやすい。
これは子供用の小さなフラフープ。

アラベスクなどもこれをつかって、肩甲骨から脇、肘を使い
骨盤が上がったりしないで、体幹から脚を分けて、腕から脚がつながる感覚がわかってくる。

わからなくて苦労していた人も、軸足にのりこんでしまうことなく
体幹から脚を分けてアラベスクが出来た。

体があれば十分だとは思うが
ちょっとしたことで感覚がわかるなら、身近にあるものを何でも使う。
ハンガー、ほうき、座布団、クッション、、椅子、CDケース、うちの稽古場のものは何にでも化ける。
長年しまいこんでいたフラフープも役に立って喜んでるだろう(笑)

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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