開脚から痛みなく脚を回す意識付け
肩甲骨はがしが うまくできないとき3
肩甲骨はがしがうまくできて、肩甲骨が楽に動くようになったと
嬉しい声を聞く半面
猫背や前肩の状態が長く続いている人は
なかなか肩甲骨や脇の位置の感覚がつかみにくく
肩が前に行ったままの状態でしようとして
うまくできないことがよくわかった。
この動画では、肩甲骨をはがす2
と同じ手の位置でなくても動かせる位置でできること
脇の下の流れを確かめることで、
肩が前に行かずに真横に引っ張ることのできるポイントを
説明している。
固めている期間が長ければ長いほど
体が自然に反応して、楽に動かせる状態に整えていくのは時間がかかる。
体は今までのきつい状態を当たり前に思っているので
それを変えていくのはサラサラいかないのが当然だが
その人が感じられるポイントは必ずあると私は思っている。
怪我して炎症があるような状態なら別だけれど
無理矢理痛いのを我慢して、脂汗をかいてやるようなやり方でなく
人のやり方とは違っても、通りが感じられる位置で、短い距離で
その人が出来るやり方で、前向きのことはできる。
手先を腰ではなく、お腹の前に置いてしてもらった。
先に手を置くのでなく、脇から順に方向を作って
あくまで手先は最後である。
肘から先にきつい力が入って、体幹までの道のりを遮断するように
してしまう人が多いが、自分の脇の下を触って
どの方向に向いているか確かめて、じっくり自分の通る位置を確認していく。
前肩になりやすい人は、肘の方向をかなり後ろに思っているが
実際は思いのほか前である。
肩甲骨の回し下げ方、肘の引っ張り方
で肩甲骨の位置感覚を確認して
脇の引っ張り、引き込みで安定した上半身を作る
脇をどう持って行くかもご参考に。