体を傷めないお腹と背中でサンドの意識

うまさきせつこ

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テーマ:ボディコントロール

通る体幹を意識して使っていくのは
時間が必要なことだけれど
通る体幹をキープする
背骨をお腹と背中でサンドするイメージを普段の生活の中から意識してみよう。


これなどは、背骨のしなりや骨盤からの流れを脚まで通しているが
とても気持ちよく楽そうに見える。(実際輝くような笑顔です)

「がんばって反ってやる!」
「脚をしっかり上げる!」
と、決死の覚悟でやっていれば、こんな感じにならない。

背骨をひとつひとつ順に送り、肩甲骨から脇、腕をつなぎ
骨盤と脚を分けつつつなげて
何よりお腹と背中をサンドする意識があるから
痛くないし傷めない。
(もちろん可動域はそれぞれの今の体の状況による)

特に「反る」動きになると
背中をグイグイ押しがちになり、お腹がベロン。
そこまで行かなくても力のバランスが悪くなりがちになる。
もちろん、背骨は順に送り出されているのでなく
単に前に押されているだけの人が多い。

多少できる人はちょっと痛いな~と感じながら更に負担をかける。
もともと固い人は
「ひゃ~!痛い!無理!やっぱりできないわ」
となる。

以前に床に寝た状態で90度の直角で体を反らす人がいて
思わず「やめて!」と言ったことがある。

特に背中の柔らかい子供などは気を付けないと
反れることはいいことだと、無理なやり方で、ガンガン押して
腰椎分離症とかすべり症になっていることがある。

自分の体は自分で守りながら、可動域を広げていかなくては
想像はできても、誰にもその人の痛みの感覚はわからない。

お腹と背中をサンドする感覚を
「こんな感じだろうか?」と試しつつ
ひとつひとつの背骨の感覚を確かめていく。

胸椎周りは柔らかかったり、腰椎周りが固かったりと
背骨は1本の単位ではないので、それぞれの場所で違う。
背骨を柔らかくサンドして守りながら、自分の感覚を育てていきたい。
横サンド縦サンドでぶれない体幹

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うまさきせつこ
専門家

うまさきせつこ(ダンスインストラクター)

うまさきせつこモダンバレエ研究所

脚や股関節、肩、首の盛り上がり、正座できないなど体の辛い悩み、ダンサー、アスリートのしたいことがうまくいかない現状に自ら 編み出したボディコントロールで向き合う。定期クラス、WS、パーソナルレッスン

うまさきせつこプロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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